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眠っているトラ猫

​只今活動中

​ このコーナーでは現在の具体的な活動をご紹介していきます。野良猫の可能性のある個体の情報や、捕獲して処置した後の生活の様子などできる限り画像などを含めてご紹介し、地域の中での猫たちの現状をご理解いただきたいと存じます。

​繁殖期
​ 通常ネコは春と秋の年に2回の繁殖期があるといわれています。ただ個体によっては3回4回の場合もあり、いずれの出産でも4~6匹子猫が生まれます。2匹の親猫から年に10匹前後の子猫が誕生するわけですから、注意を怠るとあっという間に数が増えてしまいます。

​ 数が増えないうちに捕獲し、適切な処置をしたうえで地域猫に生まれ変わらせること、それが一番大事な要素です。
​ この子は5月に住民の方から報告のあった個体です。自宅の納屋にネコが子供を産んだようだけどどうしたらいいかということで行ってみると、確かに生まれたばかりの子ネコが。
​ 母ネコは額の部分に大きく毛の生えていない部分があり、怪我なのか病気なのか、いずれにしてもかなり特徴的です。
​ このように問題のある個体は野良の可能性が高いのですが、今回の場合は急を要すので回覧を作成して情報を求め、飼い猫だという報告がない場合は2週間前後お乳を飲ませてから母子共に捕獲して母ネコは去勢処置を、子ネコは保護団体によって里親探しという段取りになります。
​反則級の可愛さ

 日向区の空家の天井裏でネコが子供を産んだようだがどうすればいいか、という連絡が市内に住む空家を管理されている娘さんから市役所経由で届きました。早速その娘さんと連絡をとり現場を訪れたところ、確かにネコらしき鳴き声が1階の天井裏から聞こえてきます。天井裏なのでハクビシンの可能性も考えたのですが、ひとまず押し入れの天井板が外れたので室内にエサと水を置いてみたところ綺麗に食べています。慣れさせるためにそれを数日繰り返し、捕獲機を設置してみました。すると翌朝、とても綺麗な黒猫がかかっていました。

​ 天井裏に上ってみると、キジトラの子ネコが2匹、人の姿を見てすぐに逃げようとしたところを、1匹はあまり元気がなく簡単に捕まったのですが、もう1匹は元気があって人が絶対に届かない物陰に隠れてしまいました。そうなるともう捕獲機しかありません。次の日、天井裏に捕獲機を運び込む時、2匹の子ネコを発見。最初2匹と思っていた子ネコは実は3匹いたわけです。夕方捕獲機にチヤウチュールを忍ばせて設置し、朝方捕獲を2日繰り返して無事3匹を保護いたしました。

​ 3匹目を捕まえた後、念のためにチヤウチュールのみを天井裏においておいたところ、翌日きれいに舐めてあるのを発見。どうやら4匹目がいそうだということでまた捕獲機をしかけ、捕獲した後またチヤウチュールを置きを繰り返して、最終的には5匹の子ネコを保護いたしました。
生まれてからずっと暗闇の世界で暮らしてきた子ネコたちですので、できるだけ普通の環境で母親と一緒にいることが望ましいと考え、しばらく我が家で世話をする予定です。
 その後、日向区の生まれた場所からすぐそばのお宅で1匹を引き取っていただき、ご覧の4匹がNPO法人1匹でも犬・ねこを救う会によって里親探しをしていただく予定です。
​さらに反則級の可愛さ
 同時に2組の親子ネコを捕まえるミッションは佳境を迎えます。6月22日月曜に2匹の母ネコの不妊手術がきまったので、その前日は朝5時にもう1匹の母ネコを捕獲するために小泉町のお宅の納屋に捕獲機をしかけました。4時間ほど経って「かかったようだ」という連絡を受け行ってみると、ターゲットの母ネコが捕獲機の中に。さっそく子ネコたちのいる場所を捜索したのですが、そこはまた別のお宅の物置小屋で、農機具や木材などが所狭しと積まれており、どうにも素手で捕獲できる場所ではありません。そこで翌日、捕獲機を3台並べて設置してみたところすぐに3匹がかかり、再び設置して見事4匹の子ネコの保護に成功。ご覧のようにこちらの4匹はビジュアルがかなりバラバラで個性的です。やはり反則級の可愛さには変わりありません。この子たちは25日にNPO法人に引き渡すことが早々に決まりました。
​ネコヘルペス
​ 次のページでも書きましたが、我が家にエサを食べにくるネコたちのうち3匹がネコヘルペスに感染しています。1匹は地域猫ですが、2匹は野良猫です。共にオスで去勢処置が望ましいのですが、捕獲機で捕まえて病院に連れていき手術という一連の体験がトラウマになって遠くに逃げてしまうことがあり、その場合ネコヘルペスを広げてしまう可能性があるので、今のところ様子を見ています。1匹は片目を完全に失明しており、他の個体も目や鼻、耳などに問題を抱えていますので、通常のネコよりも行動範囲はかなり狭いと思われますので、現状維持がキープできればこの状態がベターなのかなと考えております。
​ ここで野良猫の可能性があると紹介している個体について、その飼い主さん、もしくはどこかのお宅で飼われているネコではないか、と心当たりのある方がいらっしゃいましたら是非ご一報ください。
 次にご紹介するネコは数年前に処置をして、すでに地域猫として何年も生活している個体です。三毛ネコなので女の子ですね。獣に襲われたのかネコ同士の喧嘩なのか、しっぽが途中でちぎれてしまっています。
​ 最初は少し警戒しますが、慣れてくると人懐こく、庭で草取りなどをしていると作業中ずっと話しかけてきます。とてもおしゃべり好きなネコです。
​先輩、この家自治会会計さん家らしいっすから、集合住宅の自治会費払えって言われませんかね?
えっ!マジかっ!!
お前稼いで来いよ
​ここん家の飯美味いからさ
​ この画像は4月4日現在の我が家です。地域猫活動に参加して3年目になるのですが、野良猫捕獲のためにエサを置いてあるのでネコが集まってきます。玄関脇の軒下にある垣根の裏側に庭木の剪定鋏とか園芸用品を収納する戸棚を置いているのですが、6段ある内の2段が占領されており、さながらアパートのようになっております。
​ ネコはイヌよりも野生度合いが高く、縄張りの確認などどうしても外に出る必要がある場合があります。首輪は本人が嫌がったり付けている部分が痒くなったりすることはありますが、飼い猫と野良猫を区別する最大の目印になります。ネコを外に出す際には必ず首輪を付けていただきますよう、お願いいたします。
​ここでは随時、野良猫と地域猫の様子を配信してまいります。
​※ 生き物の名前はカタカナ表記することが生物界の常識なため、生態や行動などを純粋にご説明する時にはネコと表記いたします。半面で、人の世界の社会性を伴う意味で使われる地域猫等の言葉については猫と漢字表記になる場合があります。
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